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ロイズプラス×キッズマネースクール

【福岡不動産投資の実例 vol.7】 “夫の隠し事”が、未来の資産に――不動産投資が家族を支えた、奥様のリアルストーリー

みなさんこんにちは。ロイズプラスライターのモリカワです。
今回は【オーナーズボイス】の第7弾をお届けします。
インタビューにご協力いただいたのは、50代女性のGさんです。
現在4つの物件を所有するGさんですが、これはすべて、10年前に亡くなられた旦那さまから受け継いだ物。旦那様の死後に所有物件が発覚し、当初はどのように扱うべきか困惑したと言います。しかし、ご自身の母親の助言やサポートを得ながら、Gさんがすべて引き継ぐ形で決心し、現在まで所有し続けています。そんなGさんに、東京と福岡をオンラインで繋ぎインタビューの機会をいただきました。突然、不動産オーナーとなったGさんは、どのような思いでこれまで歩んできたのでしょうか。また、今後の展望なども含めて、リアルなお気持ちを聞かせていただきました。

Owner’s DATA

G様 50代 女性

所有物件 4部屋
・レジデンシャルヒルズシリーズ

目次

ある日突然、マンション4部屋を相続したGさん

――今回はインタビューをお受けいただきありがとうございます。まずはGさんが不動産投資を始められたきっかけですが、旦那様がお亡くなりになられてから、その物件を相続されたと伺っています。旦那様が不動産投資をされていたことはご存知だったのでしょうか?

Gさん「こちらこそありがとうございます。いえ、不動産投資については、全く知りませんでした。多分、私に知られると喧嘩になっちゃうので、主人は内緒で買って、ずっと黙っていました。でも、自宅に火災保険のハガキが届いた時に、『これ何?』って問い詰めたんですけど、モゴモゴ言って誤魔化していましたし。でも、買っていたとしても彼の給料でやっていることだから、そのまま知らないフリをしていようと思っていました。」

――そうだったんですね。そして、Gさんの予想通り旦那様は不動産投資をされていて、相続されることになったわけですが、最初にそのことを知った時はどんな思いでしたか?

Gさん「本当にびっくりしました。主人の会社の物を整理しに赴任先のドイツまで行った時に、私の知らない借金があるのを知って、最終的に不動産4件分の借金が出てきたので、その時はもう生きた心地がしなかったですね。一緒にいた私の母も心臓が止まりそうだと言っていましたから、それくらい想像以上の金額でした」

――当時の残債はいくら残っていましたか?

Gさん「トータルで6〜7千万円近くあったと思います。」

――その後、その残債はどのように処理されたのでしょうか?

Gさん「結局、保険に入っていたおかげで支払い義務が発生することはありませんでした。借金の返済は保険会社の方が対応してくれましたし、名義変更などはロイズさんが紹介してくれた司法書士さんが全部やっていただいたので、本当に安心しました。青天の霹靂から一変、胸を撫で下ろしたという経験でしたね。」

――団体信用生命保険によって、相続人に債務が相続されることなく消滅したということですね。返済することはなくなったとはいえ、いきなり大きな借金を背負うことになりそうだと思ったら、確かに生きた心地はしないですね……。ただ、現在はGさんが物件を引き継いでいらっしゃいますが、売却するという選択肢はなかったのでしょうか?

Gさん「さすがに最初は、どんな感じで家賃が入ってくるかわからないし、早く手放してしまいたいと思いました。でも母に相談したら『何をおかしなこと言ってるの!絶対持ってなきゃダメよ』って言われて。実は母も不動産経営をしているので、すぐに的確なアドバイスがもらえたのはよかったですね。今では、物件を残してくれた主人には本当に感謝しています。」

――不動産を相続されて、どういった面でメリットを感じていますか?

Gさん「やっぱり、返済がなく、毎月の家賃収入があるというところですね。息子は現在社会人になっていますが、当時はまだ学生でしたし、大学4年間の学費やらなんやらですごくお金がかかりましたから。定期的な家賃収入に助けられました。だから、遺族年金だけでは絶対にやっていけなかったなと思います。」

――Gさんの場合、遺族年金はどのくらいの金額を受給できているのでしょうか?

Gさん「月に数万円で2ヶ月に1回もらうんですけど、子どもの年齢が18歳以降になると金額がグンと下がりましたね。」

――18歳までということは、大学に入ってからがより大変ということですよね。

Gさん「そうなんです。だから、大学にかかる資金は、主人の退職金も含めてやりくりをしていたので、家賃収入がなかったら本当に大変でしたよ。」

――なるほど。しかも、1部屋だけでなく4部屋も持たれていたのもよかったですね。

Gさん「本当そうですよね。だから安心して子どもを大学に行かせることができました。そして現在は、遺族年金プラス家賃収入があるので、私は週に1回アルバイトするだけで済んでいるという状況です。仕事をしていると言ってもお小遣い程度ですが、週に1回でも社会と繋がることができますし、無理なく好きなことができています。」

4件の不動産が大切な家族を支えている

――家族にこれだけの財産を残された旦那様は本当にすごいですね。そもそも、どういう思いで不動産投資を始められたのかが気になります。

Gさん「多分、彼は会社を辞めて一花咲かせたかったのではないでしょうか。大手に勤めていたとはいえ、4部屋も購入していたわけですから、眠れない時もあるほど頑張っていたと思います。」

――家族のためというよりも、自分自身の夢のために不動産投資をやっていたという感じなのでしょうか。

Gさん「少なくとも主人が最初に始めたのは、自分のためだったと思います。ちょくちょく大学の友人たちに今後について相談をしていたみたいですし、彼なりの夢があったんだと思います。ゆくゆくは自営業として独立を目指していたから、企業にいる間に借入して不動産投資を始めておいたのではないでしょうか。でも結果的に、主人が一所懸命働いて手に入れた不動産が私たちを助けることになりました。本当にありがたいですよね。」

――ちなみに、Gさんにとって、ほかに不動産投資のメリットや魅力はどんなところだと思いますか?

Gさん「私は過去に投資の経験がありますが、損をするような投資はしたくないですね。元本を保証できて確実に利益が出る物しか手を出さないようにしているので、不動産投資は私の理想にぴったりの投資だと思います。」

――では今後、物件は大切に持ち続けていくという感じでしょうか?

Gさん「そうですね。今後も売却などで手放すという選択肢はないですね。ロイズさんがしっかりと管理してくださっていますし、空室が出ても頑張って入居者を見つけてくださっています。私自身、母の持っているアパートの管理をすることもあるのですが、その大変さはとてもわかるので。管理などはすべてロイズさんにお任せできるので、こちらの手間がほとんどないのはありがたい限りです。」

――なるほど。マンションを相続してこの10年間、不便なく運用できているということですね。

Gさん「現在は手放すつもりはありませんが、半分は息子の名義になっているので、ゆくゆくは息子に託すことになります。そこで売却するかどうかは彼次第ですね。でもその前に、旅行がてら福岡に行って一度物件を直接見るのが今の私の楽しみです。」

Gさんありがとうございました!

旦那様は最初、ご自身のために始めた不動産投資ですが、今ではGさん家族の支えとなっています。現在は完済をされていますが、旦那様が購入した物件をGさんが相続し、またそれが息子さんにも繋がっていく。「不動産=家族の資産」として、大切に育てていくのも不動産投資の醍醐味のひとつであると考えさせられました。福岡に来られる際は、ぜひ物件見学と福岡観光を楽しまれてください!

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