みなさんこんにちは!ロイズプラスライターのモリカワです!先日公開した、FP紹介の記事<山﨑さん編>に続き、今回は、FPの内野さんをご紹介します。SE(システムエンジニア)としての経歴を持ち、FPとしては「お金の設計図」でお金の大切さを訴えながら、お客さまに常に寄り添い続けている内野さん。苦労しながら得たFPという仕事に対する思いとは――。「パズルを組み立てるように設計していく感覚」という、内野流設計図の作り方にも注目です!
ファイナンシャルプランナー(FP)になるまでのストーリー
今回はよろしくお願いします!まずは、内野さんがFPになるまでのストーリーについてお伺いさせてください。
よろしくお願いします。まず、軽く経歴を言いますと、大学では法学部にいました。中学生の頃の塾の先生から、法学部の方が就職に有利なんじゃないかと言われて進学したという感じです。ですから、その段階では、まだ、今の業界で働くなんて考えもしなかったですね。結局、就職したのは、福岡のシステム開発会社ですからね。
そこからどのようにして保険業界へと進まれたのでしょうか??
そもそも、家庭の事情もあり、転勤がない福岡の会社という条件だけで探していたので、SEに対してもそこまでこだわりはありませんでした。いつも家族への思いが中心にあったので、自分が何をしたいとか考えたこともなく。そんな中、自分でも何かを変えたいと思って、自己啓発のセミナーに通い始めました。このままではダメだという思いがありましたし、何かアクションを起こせば自分にも天職が見つかるんじゃないかと思ったんですよね。
そんな時、セミナー受講生として来ていた生命保険会社の方に出会いました。その方に詳しく話を聞いてみたところ、保険の営業はとにかく自由に働いているんだなという印象を受けました。そして、働いて成果を出した分だけ稼げるという点も、私にとってはすごく響いたポイントでした。当時の不安定な人生をどうにかしたいという思いが強かったですからね。そこから、保険について勉強をして、27歳の時に生命保険会社へ転職することができました。
実際に生命保険会社に勤めてみて、生活は変わりましたか?
生命保険会社での仕事は、初めて覚悟を持って自分で決断した仕事なので、今までとは全く違う感覚です。縛られることなく自由に働ける上に、家族と過ごしたり親孝行する時間を持てるようになったのも、自分にとっては最高の環境でした。頑張った分だけ成果につながりますし、周りにも良い影響が出ているという実感が、私の原動力になっていましたから。元々数字を扱うのが好きでもあったので、そういう意味も含めて、自分に合った仕事を選んだなと改めて感じています。
両親がお金で苦労する姿が辛かった…FPとしての想い
お金の専門家・FPとして、どういった思いで仕事に取り組まれていますか?
FPになってみて思ったのは、『両親の近くにもFPのようなお金の専門家がいてくれたら、今とは違う人生だったかも……』という思いです。私が子どもの頃、両親がマンションを買ったのですが、お金に関する知識が十分ではなかったので、その後両親が苦労する姿を見るのが本当に辛くて……。(当時の)住宅の営業マンも銀行担当者も、お金のアドバイスなんてしてくれませんでしたから。そういう意味でも、お金の専門家に相談できる環境って本当に大切なんだと思います。
私たちFPができることは、その人の人生において、お金がどのように必要で、どう影響してくるのか、将来を見据えて寄り添って続けていくことです。たいていの人は、結婚や出産、住宅購入時など、目先のイベント事だけしか意識していません。そして、その都度、保険の営業マンや住宅会社のセールスマンなどが目の前に現れますが、その人たちの影響によって、人生が良い方向にも悪い方向にも転じていくと言っても過言ではありません。だから私は、常にその自覚を持って、出会った人々の人生や生活を少しでも良くしてあげないといけないと思って、お客さまと向き合っているのです。
ロイズコーポレーションとの業務提携について
ロイズプラスとコラボするようになったのも、そういった思いからなのでしょうか?
そうですね。何か新しいことをしてみたいと思っていたタイミングで、このお話をいただいたのがロイズさんとの出会いです。当時私は不動産が嫌いだったので、あまり興味が湧かなかったんですが(笑)。
そこから、どうして不動産業界と一緒にやっていこうと思われたのですか?ですか?
ロイズさんから不動産についていろんな話を聞くうちに、不動産に対する理解が深まっていったのが大きいですね。やはり不動産投資というものは、保険や年金代わりになりますし、他にも多くのメリットがあります。だから今は、むしろ不動産投資はやるべきという意識に変わっています。
オーナーさまは、不動産会社と長く付き合っていく必要がありますよね。そのため、オーナーさまに少しでも利益を出してもらい、有益な情報を提供していきたいという、ロイズさんのスタンスにも強く共感しました。自分たちFPもオーナーさまの人生を少しでもよりよくできる可能性がありますからね。
オーナー様との面談ではどんな話をしているのか
FP面談ではどのようなお話をされることが多いですか?
相談内容はそれぞれ違うので、一概には言えませんが、ライフプランを相談していただく機会が多いですね。そこで重要になってくるのが、世の中の動きもしっかりと考慮することだと思っています。日本はずっとデフレが続いていましたが、最近になって物価高や円安によってダイレクトで生活に影響ができるようになってか、世間的にもようやく危機感が生まれてきました。ただ、業界的には、数年前から物価高は予想されていましたし、私も意識してプランニングするようにしています。
ここで大切なのが、目先の情報だけに囚われないことです。これからもっと世界情勢は変わってきますので、面談やセミナーでは、そうした世情を伝えて、みなさんにも将来への意識を高めていっていただきたいと思っています。
なるほど。そうした社会の全体像を踏まえて、内野さんが言う「お金の設計図」を捉えることが大切なのですね。
そうなんです。住宅資金や子どもにかかるお金、老後の資金など、お金にまつわる不安はさまざまです。だから、それぞれをパズルのように組み合わせて、『お金の設計図』を把握することが本当に大切。パズルのピースはいっぱいあるけど、パズルの完成図が想像できていないから作ることができない、という人がたくさんいますからね。それをサポートして、一緒にパズルを組み立てていくのが私たちの仕事です。そうすることで、将来に対する漠然とした不安も解消されますし、今何をすべきかもはっきりと見えてきます。普段の生活も充実して過ごせるのではないでしょうか。
最後に、ロイズプラスをご覧のみなさんにメッセージをお願いします!
今後、世界情勢も目まぐるしく変わっていき、今まで以上に激動の時代になってくると思います。私たちができることは限られていますが、お金の設計図などでサポートしていきますので、一度立ち止まって将来について一緒に考えていきましょう。
内野さんありがとうございました!将来に備えて、「お金の設計図」を一緒に作っていただくだけでも、とても安心できますね。将来への不安を少しでも解消して楽しく生活していくためにも、みなさんの一度気軽に相談してみてください!