今回は人気企画の【オーナーズボイス】の第6弾をお届けします。
インタビューにご協力いただいたのは、現在73歳のKさんです。なんとKさんは、不動産投資歴20年を誇るベテランオーナーさんなのです。その当時購入した1部屋を大切に所有するKさん。60歳での退職を機にローンを完済し、現在はご家族での暮らしを謳歌されています。
そもそも不動産投資を始めたきっかけは何だったのでしょうか。また、現在は主に年金を受け取りながら生活を送られていますが、年金と家賃収入でどのような暮らしを実現されているのかも気になります。そんな、実際の“年金生活”も含め、色々とお話を聞かせていただきました。
Owner’s DATA
Ｋ様 73歳 男性
所有物件 1部屋
・ルネッサンスシリーズ
20年前に不動産投資をスタート
――当時50代で不動産投資をスタートされていますが、どのようなきっかけで始められたのでしょうか。
Kさん「不動産投資を始めたのは20年ほど前ですが、それよりも以前から『税金が高いな』と思っていて、ずっとそれが悩みの種だったんですよね」
――なるほど。その税金に対する不安を解消するために、Kさんがどのようにして不動産投資という選択をしたのかも気になります。当時、どんな出会いがあったのでしょうか。
Kさん「当時私が勤めていた会社で、職員と取引のある金融機関の支店長が集まる研修会が1年に1回あったんですね。そこで、たまたまその銀行の支店長と『最近税金が高いよね』という世間話をしていたところ、その対策として不動産投資というものがあると教えてもらったのが、一番最初の出会いでしたね」
――でも当時は今ほどネットやSNSが発達してなかったかと思います。不動産投資というものに対するネガティブな印象などはありませんでしたか？
Kさん「まずお金を扱うプロであり、仕事でずっとお世話になっている方だったので、怪しいとかそういうことはありませんでした。しかも、その方も実際に不動産投資をされていたので、より具体的なお話を聞けたのもよかったです」
――確かに、今の時代だとネットやSNSでいくらでも情報を検索できる分、逆にどの情報が正しいのか判断が難しいケースが多々ありますが、本や専門家から取得する情報は信頼度が違います。実体験が聞けたのもよかったということですね。そこから、実際に担当者を紹介していただいたという感じですか？
Kさん「紹介してもらったのは、現在のロイズコーポレーションの社長ですね。その当時はまだ別の会社に在籍されていて、本当に福岡から山口までわざわざやってくるのかという不安はありました（笑）。正直最初は疑っていたのですが、実際に山口まで来てもらって話をしてみると、人柄の良さがすぐにわかりました。福岡の物件のことはわからなかったけど、一生懸命説明してくれたのでしっかり理解できましたし、現地まで物件を見に行かずとも、最後はこの人にお任せしようと思いましたね」
60歳の退職金で繰り上げ返済
――実際、Kさんが不動産投資を魅力に感じたポイントはどんなところですか？
Kさん「やっぱり節税ですね。最初、自分はお金もないし投資なんてできるんだろうかと思っていたのですが、実際には借りたお金で運用するわけですから、『投資』というイメージは薄かったと思います。しかも私は以前の会社で中小企業の税務を見る仕事をしていたので、本当に節税になるかどうかは、ある程度わかっていました。だからこそ、説明を聞いた上でしっかりと納得することができました。あとは、生命保険の代わりとして所有しておくメリットがあるので、家族と相談して不動産投資をやってみようかなと思いました」
――Kさんの中で「節税ができるもの」とのしっかりとしたイメージがあったからこそ、不動産投資を始められたということですね。実際に購入されたのが50歳のタイミングです。年齢的なハードルはありませんでしたか？
Kさん「それはないですね。退職金での繰り上げ返済を計画していたので、60歳の定年退職を機に残りのローンを支払って、今は完済しています。ちなみに、その後再就職をして、昨年の72歳まで働き、今はもう完全に仕事をしていない状態です」
――不動産投資を続けていく中で、運用にかかる手間などはありますか？
Kさん「それは全くないです。ずっと仕事が忙しくてそっちの方はあまり見る暇がなかったですね。確定申告もサポートしてもらっていたので、運用と言っても何もすることはなかったと思います」
――確定申告のサポートなどもロイズさんが対応してくれるので、安心して運用できるのも大きなメリットですよね。ちなみに、再就職されたのは、収入面の不安からでしょうか？
Kさん「正直、再就職は考えていなかったのですが、ある企業からお声がけをいただいて就職することになりました。最初は給料が安かったから嫌だったんだけど（笑）。失業保険の方が高いんじゃないかっていうくらいの給料でしたから」
年金＋家賃収入で家族との時間を謳歌
――そうだったんですね。
Kさん「そうなんですよ。ただ、60歳から年金をもらい、不動産のローンを完済している分、家賃がダイレクトに収入となるので、今までとは違った収入形態となりました。そして現在は、完全に年金と家賃収入だけですね」
――ちなみに、会社員時代は毎月の給与をもらっていて、それが退職をして年金生活になると、2ヶ月に1回年金が支給されるようになります。当初、その変化はどう感じていましたか？
Kさん「正直、年金がどのくらいもらえるかなんて考えていませんでしたが、最初はそのギャップをかなり感じました。でもそのまま生活レベルを維持するのも、いきなり生活レベルを落とすのも難しいと思います。だから、お小遣い程度でも家賃収入があることへの安心感はありましたね」
――実際にKさん自身の生活にどんな変化がありましたか？
Kさん「現在は、会社に勤めていた時と比べて、活動範囲が狭くなったイメージですね。会社員時代はいろんな付き合いもあって、それだけ余分な出費も多かったと思います。今はその当時よりも外でお金を使う場面は少なくなり、家族と過ごす時間が増えました。毎月夫婦での旅行を目標に、家族で楽しく生活していますよ」
――それは素敵な目標ですね。
Kさん「先日福岡に旅行に行って、その時初めて自分の物件を見てきました。20年間で初めて（笑）」
――そうだったんですね（笑）。ちなみに、今後Kさんが所有されている物件はどのように運用していくご予定なのでしょうか。売却なども検討されているのでしょうか？
Kさん「私が所有している物件は立地も良いのか、いろんな業者からセールスがきますが、今はあまり売却を考えていません。よほどお金に困ったら売ってしまうかもしれませんが、せっかく長く所有しているのでできるだけ大切にしたいという気持ちもあります。でも最終的には、いろんな状況を踏まえて、ロイズの営業さんと相談しながら運用していきたいですね」
Kさんありがとうございました！
おかげで、20年以上も不動産投資をされている方の貴重な体験談を聞くことができました。退職後の生活に対しても、Kさんなりにライフスタイルを変化させて、家族との時間を優先するようになった分、年金と家賃収入だけで楽しく暮らしているご様子でした。最初は税金対策目的で始めた不動産投資ですが、今では、大切な資産として大事に運用されています。不動産投資にはいろんな“持ち方”があるのだと改めて感じさせられました。
